その後のＺ社受注・生産状況見える化は想像以上にレベルアップし、中間品の製造進捗や製造設備毎の稼働状況など生産工程上の人と設備双方の繁閑状況までもが判るようになりました。その結果として、某有名企業からの緊急引き合いにも対応することができて、当該企業の継続的な取り引き先として正式に登録されるまでになりました。
　以上が今回の改善事例であり、私としても、Ｚ社の生産管理に対する潜在能力を引き出して大きな成果に繋げたことは望外の喜びとなりました。しかし、Ｚ社にはまだまだ解決すべき課題が山積していることも事実であり、今後ともに、継続的な改善努力を期待しています。