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2023.02.25

「サプライチェーン 見える化と見直し」について

 前回まで「部材在庫 見える化」について考えてきましたが、それは、今後も継続する部材調達難の環境に適応していくため、自社のサプライチェーンを再構築する第一段階でもあります。
 特に受注生産型の企業では、顧客の動向については常々細心の注意を払っていますが、案外、仕入先・外注先については「今までの取引関係や現環境下では仕方が無い」として見過ごされてはいませんか?こういう環境下だからこそ、顧客と同等かそれ以上に仕入先・外注先を見える化し見直して、コスト低減につながる自社のサプライチェーン全体の効率化を図る必要があります。
 一例として、自社の仕入先・外注先について「一社購買or複数社購買、購入方法、支払条件、購入実績、仕入単価、納入リードタイム、品質評価」等についての一覧リストを作成し、各々比較検討されては如何でしょうか。必ずや、問題点・改善点が見える化されてくるものと考えます。
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